花綵いおり

●校生の山田二葉には、自慢の兄がいる。眉目秀麗頭脳明晰、天に二物を与えられた医学生の山田太一。気むずかしい兄が自分にだけ甘いことが、密かな自慢だった。そんなふたりには誰にも言えない秘密がある。二葉は精通した頃からずっと、太一に自慰を手伝ってもらっていたのだ。「これは自慰だから、変なことじゃないよ」甘く囁かれ愛撫される内に、二葉の身体は太一の手でないと満足出来なくなってしまった。けれど、兄弟じゃこん…

※本作品は音声データです。ゲームではございませんのでご注意ください。高取裕也にとって、同僚の船場亮は●校の同級生であり、初恋の相手。だが、船場は大学時代に女遊びを覚え、職場で再会した頃には女にも時間にもルーズな男になっていた。それでも初恋の思い出を忘れられない高取だったが、ゲイだとバレた挙句「男とのセックスに興味ある」と船場に最悪な形で抱かれてしまう。脅され、体だけの関係が続くにつれて追い詰められ…

藤井家の兄弟は昔、とても仲が良かった。けれどいつからか兄の幸人は愛久を疎むようになり、今ではもう、顔を合わせても嫌味しか出て来ない。愛久はそんな兄が、大嫌いだった。それなのに、兄が隣の家の幼なじみの太一とキスしているのを目撃して、強い感情が溢れ出すのを止められない。「アンタ、ゲイなの？ 気持ち悪い」吐き捨てた愛久に、幸人は嗤う。そればかりか押し倒してきて、「筆下ろしさせてやるよ」そう言って、無理矢…

大学生の乾 智海と小柳秋之。リア充グループに所属する智海は、学校内では友達と一緒に秋之を【陰キャラ】と嘲笑しているが……二人きりになった時だけ、智海は秋之の下僕となる。それは●校時代に交わした二人のヒミツの主従契約。「何でもするから……お願い、あいつには言わないで……」友情とも愛情とも言えない、歪んだ絆で結ばれた関係の終着点は──※本作品は音声データです。ゲームではございませんのでご注意ください。

本編終了後のストーリー。秋之の二十歳の誕生日。ほろ酔いのなか「今日はお前のしたいこと、していいよ」そう言った智海に、秋之の変態性が炸裂して──「今まで散々いいようにされてきたのに、智海は本当に服従するのが好きだね」※本作品は音声データです。ゲームではございませんのでご注意ください。『 リア充の俺が、陰キャラの下僕になった話する？【CV:伊東健人、仲村宗悟】 』はこちら！

幸人が愛久の恋人になって、初めての誕生日が来る。幸人は、大好きな愛久からの愛情を得られることに、心からの幸せを感じていた。けれど、迎えた幸人の誕生日当日。誕生日デートに出た先で、昔のセフレに遭遇してしまう。身から出た錆とはいえ、不機嫌になった愛久に幸人は焦る。強引にラブホに連れ込み、ご奉仕を始めるが……。※本作品は音声データです。ゲームではございませんのでご注意ください。